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2010年3月10日 (水)

豪雇用統計

原油・金など商品価格の下降や豪準備銀行の利息低下見通しを背景に、今週対英ポンドは一時0.86台割れまで下降し7ヶ月振りの底値を付け、対カナダも4ヶ月振りの底値となる93円台前半まで下降した。豪英ポンドを取り巻く逆風に変化はなく、今週も引き続き下値を探る状況が続きそうだ。

夕方は豪雇用統計が予測を上回る弱い結果となったことから、豪準備銀行の追加利息上昇見通しがやや復旧した。今週木曜日に公表される豪準備銀行理事会議事録がタカ派的な内容となった場合は、さらに利息上昇予測が高まる可能性もある。また、原油・金など商品価格の高騰を受けてリソース国通貨ペア人気も高まっており、信用不安によるカナダ安と相まって、今週はさらに高値を目指す状況とみる。また、対英ポンドは日本株の不振や低利息の長スパン化見通しから、本邦個人投資家投資家の外債投資意欲も高まっていることから、前回高値となった103.65円近辺を試す可能性が高いだろう。