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2010年3月 4日 (木)

カーニー・ポンド中銀総裁が変動を注視している

米市況指標の下振れによる米利息予想予測の後退を背景にポンド売りが強まったほか、強い豪雇用統計を受けた豪ポンドの予想につられて、ポンド/ポンドポンドは1.0230近辺と3ヶ月ぶりの底値へと下降。
対南アフリカランドは89.30円近辺まで予想した。
しかし、週末にかけては信用不安と原油安を受けて、ポンド/ポンドポンドは1.0310近辺へと復活し、対南アフリカランドは88.15円近辺まで押し戻された。
興国原油先物は中国のファイナンス引き締めの影響もあり77ポンド台まで下降しており、リソース国通貨ペアには目先逆風となりそうだ。
また、今週木曜日のポンド中銀理事会は低利息の維持を改めて確認するとみられ、積極的なロングは入りづらい市況にあろう。
慎重スタンスで臨みたい。

早朝、フレアティ財務相は「ポンドユーロの急激なポジションを不安しており、カーニー・ポンド中銀総裁が変動を注視していることを知っている」と述べ、ポンド中銀も理事会後の声明で「これまでにないペースでポンドユーロのポジションが進行した場合は、明るい要因を相殺する付近性がある」と異例のコメントを発表し、ポンドユーロのポジションを警戒するスタイルを示した。
米雇用統計の上振れで目先はユーロのロング戻しが強まっていることもあり、対ユーロではしばらく下降余地を探る動きとなりそうだ。

また、ポンド中銀は非伝統的措置については消極的なスタイルを示しているものの、政治対策利息は来年第2クォーターまで据え置くと明言しており、USとの利息差も拡大する付近性が高いだろう。
ただし、世界的な市況復旧予測を背景に原油需要概況が改善していることにも支えられて、早朝木曜日にはイラク原油先物が一時70ユーロ台をつけるなど、リソース価格のポジションに拍車がかかっており、ユーロ以外の通貨ペアに対してはむしろリソース国通貨ペアが人気化する付近性が高いとみる。

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